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2022/08/18
【後編】インスタ映えする料理写真テクニック!美味しそう&おしゃれに加工!
2022/08/18
【後編】インスタ映えする料理写真テクニック!美味しそう&おしゃれに加工!
【前編】 では インスタ映え料理写真の撮り方 料理の写真を撮る前の5つのポイント 美味しそうな料理写真を撮るときの4つのコツ をお伝えしました。 この【後編】では 撮った料理写真を加工する6つのポイント インスタ映え料理写真の参考例 を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。 撮った料理写真を加工する6つのポイント 撮った料理写真を加工する6つのポイントは以下です。 加工の前に「統一感」を意識する 彩度(色味)を調節して鮮やかに 明るさを調節して美味しそうに見せる コントラストの調節で印象を変える トリミングしてメインを強調する 料理写真に特化したスマホアプリを使う それぞれ詳しく解説します。 加工の前に「統一感」を意識する 写真を加工する前に、インスタアカウントの統一感を意識しましょう。アカウントの投稿画面に統一感があると、お店のイメージを伝えられますし、またそれぞれの料理の違いが際立ちます。 統一感に関しても、まずはお手本を探しましょう。お手本のアカウントは後述していますが、ここでも1つ丸亀製麺のアカウントを紹介します。 丸亀製麺【公式】 写真を撮る角度が統一されていてシンプルです。それぞれのうどんの違いが一目でわかり、「これ美味しそう」と思ったうどんだけが目に留まります。 彩度(色味)を調節して鮮やかに 彩度を調節することで、料理が鮮やかになり、美味しそうな写真に仕上がります。彩度の設定は、低くすると白黒に近づき、高くするとカラフルになるという仕様です。 例えば、 マグロの赤身 ミディアムレアステーキの赤身 オムライスのケチャップの赤と卵の黄色など彩度を少し高くすることで、鮮やかで見栄えの良い写真になります。 しかし、彩度を上げすぎるのはNGです。鮮やかになりすぎると、それぞれの色の境界がハッキリしすぎて不自然な写真になります。 彩度を調節して、自然な鮮やかさを持った写真に仕上げましょう。 明るさを調節して美味しそうに見せる 写真の加工で明るさはかなり重要です。 写真を撮る前にいくら光を気にしていたとしても、加工段階では明るさを調節しましょう。 逆に言えば、写真を撮ったときに暗かったとしても修正がきくということです。 写真が暗いと料理がくすんで見えてしまいます。 明るさを適度に明るくし、美味しそうな写真にしましょう。 コントラストの調節で印象を変える コントラスト(明るさの差)の調節で写真の印象を変えられます。コントラストを上げると、写真の暗いところと明るいところの差がハッキリし、コントラストを下げると明るさの差がなくなります。 例えば、「立体感をもっと出したい」と思ったときにはコントラストを少し上げましょう。「もっと柔らかくて優しくてふんわりした印象にしたい」と思うならコントラストを下げてください。 明るさやコントラストの調節は行ったり来たりを繰り返して、ちょうど良いと思うポイントを掴んでいきましょう。 トリミングしてメインを強調する 撮った写真を後からトリミング(切り取り)して、メインに寄った写真に見せることが可能です。トリミングは「撮影後に行うズーム」とも言い換えられます。 例えば、上のいくら丼の周りの余白をトリミングすれば、いくら丼のアップ写真に変身させられます。 既に現物の料理がなく撮り直しがきかないときにトリミングが有効です。メインの周りにある余白を切り取ることでメインに寄った写真に見せることができます。 トリミングを活用してメインを強調した料理写真に仕上げましょう。 料理写真に特化したスマホアプリを使う スマホやインスタの編集だけでも十分おいしそうな写真に加工できますが、それでは満足できないという方は料理写真に特化したスマホアプリを使うことをおすすめします。 この記事では、料理に特化した「Foodie(フーディー)」を紹介します。Foodieの最大の魅力は、他人の撮った写真がどの項目をどれだけの数値で編集したかが見え、その設定どおりに編集できることです。上手に撮影した人の彩度や明るさ、コントラストなどをそのまま真似できます。 真似するだけでなく、自分が見つけ出した編集設定を登録し、毎回編集する手間を省くことも可能です。無料なので、気になる方はダウンロードして試してみてください。 App Store Google Play 撮った料理写真を加工する6つのポイントを改めてまとめます。 加工の前に「統一感」を意識する 彩度(色味)を調節して鮮やかに 明るさを調節して美味しそうに見せる コントラストの調節で印象を変える トリミングしてメインを強調する 写真を撮るまでではなく、撮影後の加工までが勝負です。インスタ映え写真は誰でも必ず撮影できるようになるので、試行錯誤して楽しみながら投稿しましょう。 インスタ映え料理写真の参考例 インスタ映え料理写真の参考例を5種類紹介します。 良い角度の写真例 ピンボケの写真例 写真に動きが出ている例 良い構図の写真例 統一感のあるアカウントの例お手本を見つけ、参考にしてみてください。 良い角度の写真例 美味しそうに見える角度の写真 斜め 真上 横の3つを紹介します。 春巻きを斜めから撮っている写真 料理写真は斜めから撮るのが王道です。明るい部分と暗い部分の差が出て、立体的に映ります。 定食を真上から撮影し、全品見せている写真 定食は何品もあるので、斜めから撮るのではなく真上から俯瞰で撮ることで全品目を美味しそうに見せられます。 パフェを真横から撮影し、中身を見せている写真 パフェ テリーヌ ラザニア ケーキなど横から撮影することで見栄えが良くなる料理があります。 ピンボケの写真例 うまくピンボケを利用した料理写真を ステーキ パンの2つの例で紹介します。 ステーキ断面にピントが合い、後ろの野菜はボケている写真 自然とお肉の断面に視線が向きます。赤みを強調するために、メイン以外をぼかしています。 メインのパンにピントが合い、後ろのサラダやコーヒーはボケている写真 主役はパンですが、他のサラダやコーヒーも写すことで美味しそうな臨場感のある写真に仕上がります。パンだけを撮った写真でもいいですが、パンだけにピントを合わせることで他の品があってもメインだけを強調させることが可能です。 写真に動きが出ている例 静止画なのに写真に動きが出ている例を お寿司を醤油につけるときの写真 焼肉で肉を裏返すときの写真 うどんを箸で持ち上げるときの写真の3つ紹介します。 寿司を醤油に付ける瞬間の写真 お箸で寿司を持ち、醤油につける瞬間を撮ることで写真に動きが出ています。 焼肉で肉を裏返す瞬間の写真 トングで裏返す動きもそうですが、お肉が焼けている湯気の動きも出ています。「動き」には様々な種類があります。 うどんを箸で持ち上げている写真 つゆが麺に絡んで美味しそうです。自分が食べるときの主観的な視点から撮影されているのもいいですね。 良い構図の写真例 見栄えの良い構図の料理写真を 左右対称の構図 三角構図 余白に小物を写している写真の3つを紹介します。 左右対称の構図 俯瞰で左右対称に撮っています。綺麗に配膳され見栄えの良い写真です 三角構図を斜めから 三角に並べたおせちを斜めから撮影した写真です。三角構図正面から撮影するのではなく、斜めから撮ることで立体感のある写真に仕上がっています。 余白にまな板と包丁もあえて写す バンズだけでなく、後ろにまな板とパン切り包丁も写しています。バンズを切っているところを具体的に想像できますね。 統一感のあるアカウントの例 統一感があり、お手本となるインスタアカウントを スターバックス モスバーガー ゴディバ THE RIGOLETTO 三彩の5つ紹介します。 パステルカラーで統一!スターバックス コーヒー スターバックス公式 スターバックスのアカウントの特徴は、背景にパステルカラーを多く利用していることです。背景の系統が統一されており、見ているだけで楽しくなります。 その背景の色も飲み物のイメージに合った色を採用しており、とてもわかりやすいです。 ザ・シンプル!モスバーガー モスバーガー モスバーガーのインスタアカウントはごちゃごちゃしておらず、とてもシンプルです。何のハンバーガーか、何の飲み物かがわかりやすく強調されています。 またハンバーガーという食べ物の性質から、横から中身を見せるように撮った写真が多いです。 高級感溢れる写真のお手本!Cheesecake HOLIC Cheesecake HOLIC チーズケーキという身近なケーキでありながら、写真の撮り方にこだわりがありそうなCheesecake HOLICのアカウントは高級感で溢れています。特に黒い背景の写真は一流レストランの料理のような雰囲気を出しています。写真のコントラストも強く重厚感がありますし、配置された小物もストーリーを感じさせるセンスの良い写真です。 角度を統一!THE RIGOLETTO THE RIGOLETTO 渋谷にあるTHE RIGOLETTO(リゴレット)はパスタが人気のお店です。パスタ写真の角度が統一され、とても見やすくなっています。 2021年9月までは真上からの写真が多かったのですが、それ以降は斜めから撮った写真が多くなりました。色や背景だけでなく、「角度」もアカウントの統一感に関わってきます。 赤の背景で統一!台北餃子次次 (有楽町店) 台北餃子次次 (有楽町店) 有楽町にある台北餃子次々(チィチィ)は背景を統一したアカウントです。アカウントの投稿の半数以上に赤の背景が使われ、「中華」という印象を強く与えます。 プロフィール画像も中国の国旗を模しているのか分かりませんが、赤の背景に黄色の文字とブランド戦略が見えます。 投稿にメニュー表も織り交ぜる!三彩 三彩 三彩(みさい)は三重県にある和食のお店です。アカウントの特徴は4,5枚の写真に1枚の割合でメニュー表の写真を混ぜていることです。 メニューばかりの宣伝だとユーザーは「おもしろくない」と感じてしまいますが、気になった人だけがメニュー表を見られるような配分となっています。美味しそうと思わせ、気になった人だけにお店の詳細を伝えるテクニックは真似したいですね。 インスタ映え料理写真の参考例を以下の5種類紹介しました。 良い角度の写真 ピンボケの写真 写真に動きが出ている例 良い構図の写真 統一感のあるアカウントの例これらの写真やアカウントを真似したり、参考にして料理写真を撮影してみてください。 インスタ映え料理写真を投稿して売上につなげましょう! インスタ映え料理写真を撮影する方法をおさらいします。 1.写真を撮る前に準備をする 完成形のイメージ 光 背景 構図 小物 2.写真を実際に撮る ピント 料理との距離 角度 動き 3.撮った写真を加工する アカウントの統一感 色味 明るさ コントラスト トリミング スマホアプリ インスタ映えする料理写真は集客・売上アップのみならず、お客さんとのコミュニケーションの増加にもつながります。ユーザーに刺さる写真の撮り方をマスターし、たくさんの「いいね」をもらい、お店に足を運んでもらいましょう。 インスタ映え料理写真の撮り方 料理の写真を撮る前の5つのポイント 美味しそうな料理写真を撮るときの4つのコツ を解説した【前半】の記事はこちら からどうぞ。
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2022/08/17
【前編】インスタ映えする料理写真テクニック!美味しそう&おしゃれに加工!
2022/08/17
【前編】インスタ映えする料理写真テクニック!美味しそう&おしゃれに加工!
集客のために、インスタなどのSNSに力を入れている飲食店は多いです。 しかし、「思ったように写真が撮れない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。料理を美味しそうに撮って「インスタ映え」するように加工するには少しコツが必要です。 そこでこの記事では、インスタ映えする料理写真のテクニックを3つの手順にまとめて紹介します。 「撮る前、撮るとき、撮った後」とそれぞれ詳しく解説しています。 この【前編】では インスタ映え料理写真の撮り方 料理の写真を撮る前の5つのポイント 美味しそうな料理写真を撮るときの4つのコツ をお伝えします。 次の【後編】 では 撮った料理写真を加工する6つのポイント インスタ映え料理写真の参考例 を解説していきますので、ぜひ参考にしてください。 美味しそうで見栄えの良い、インスタ映えする料理写真は使い方次第でお店の顔になり、集客に効果を発揮します。また拡散されれば、新たな顧客への宣伝効果も期待ができます。 この記事を読んで、お店の認知向上、売上アップにつなげていきましょう。 インスタ映え料理写真の撮り方 インスタ映え料理写真の撮り方は以下3つの手順です。 1.写真を撮る前に準備をする完成形のイメージ 光 背景 構図 小物 2.写真を実際に撮る ピント 料理との距離 角度 料理の動き 3.撮った写真を加工する アカウントの統一感 色味 明るさ コントラスト トリミング スマホアプリ インスタ映え料理写真の投稿は、集客効果があるだけでなく、ユーザーとのコミュニケーションのきっかけにもなります。 次は、インスタ映え料理写真の撮り方を「撮る前、撮るとき、撮った後」の順番に詳しく解説します。 料理の写真を撮る前の5つのポイント 料理の写真を撮る前には次の5つポイントを意識してください。 完成形のイメージ 光 背景 構図 小物 それぞれ詳しく解説します。 完成写真をイメージする 料理の写真を撮る前に、まずは完成写真をイメージしましょう。とはいっても、「完成形なんてわからない…」という方は多いと思います。 その際は、インスタグラムのアカウントや料理本を見て、真似することから始めてください。 なぜこの角度で撮っているのか なぜこの配置なのか なぜこの背景なのか など注意深く料理写真を見ていると、美味しそうな料理写真のパターンが見えてきます。 (角度や配置、背景については後で詳しく解説しています) また、完成形のイメージが大切なのは、インスタアカウントの「統一感」にも関わってくるからです。後半にお手本となる飲食店のインスタアカウントを載せていますが、どのアカウントも統一感があります。撮り方や加工で飲食店のイメージが決まるのです。 完成形をイメージしてから撮影をして、美味しそうな料理写真に仕上げましょう。 光で美味しそうに見せる インスタ映えする料理写真を撮るには、カメラの向こう側から斜めの光(半逆光)を当てましょう。こうすることで、明るい部分と暗い部分が生まれ、写真に立体感が出ます。 上の写真のお皿の影を見ると、左前方からの半逆光が当たっています。これがカメラ側からの光(順光)だと影ができずにのっぺりした写真になってしまいます。 光は自然光でも照明でもどちらでも大丈夫です。自然光の場合は 晴れの日の 朝か昼に 窓際で撮影をしましょう。 光を意識するということは、影を操るということです。あえて料理に影をつけ、立体感のある写真にしましょう。 背景が意外と重要 インスタ映え料理写真には背景が重要です。なぜなら、背景が変わるだけで与える印象が変わるからです。 ただ、難しく考える必要はなく、まずはお店のテーブルの上で撮影すればOKです。お店のテーブルが一番お店のイメージに合っているはずです。 もし背景までこだわって設定するのであれば 色 素材を意識しましょう。 背景の色をお店のイメージカラーにすれば、インスタの投稿画面に統一感が出ます。 素材に関しては 木 金属 プラスチック 布 大理石などを試してみてください。 例えば、大理石を背景にすると以下のように高級感のある写真に仕上がります。 インスタ映えを優先させるがあまり、料理やお店のイメージに合わない背景を使ってしまっては本末転倒なので、「大理石の背景を使いたい」と背景ありきで考えるのはおすすめできません。 「お店はイタリアのお城のイメージだから大理石の背景を使おう」といったようにお店のイメージから逆算して使う背景を考えてみてください。 構図を完成形から逆算する 構図は料理写真には欠かせない要素です。 イメージしやすいよう以下の4つの構図を、具体例とともに解説します。 俯瞰構図 対角線構図 三角構図 日の丸構図 俯瞰構図 俯瞰構図は真上から撮影するものです。料理の全体が見え、品数が多いときにも有効。真上からというシンプルな撮り方なので初心者にもおすすめできます。 対角線構図 料理を斜めに配置する対角線構図。奥行きによる立体感が出て見栄えの良い写真に仕上がります。 三角構図 三角構図は文字通り三角形に配置する構図です。この写真ではハンバーグが頂点で、下向きの三角形となります。 三角形の向きは自由ですので、 △ ▽ ◁ ▷など、様々なパターンが考えられます。 日の丸構図 日の丸構図は一番メジャーな構図です。被写体を写真の中心に配置することで、メインの料理を強調させられます。 構図ではお皿の配置だけでなく、「余白」も重要視してください。画面いっぱいに料理を写すのか、あえてスペースを空けゆとりを持たせるか、です。 最初に説明したように、まずは美味しそうな写真の模倣から入りましょう。モデルとなる写真を見つけ、構図を真似してみてください。 小物で写真の雰囲気を変える 料理写真に小物を入れることでユーザーが料理をリアルに想像することができます。例えば、 パスタにフォークを添えてみたり 横にコーヒーカップを置いてみたり ランチョンマットを敷いてみたり など、料理以外の物を置いてみましょう。料理だけを撮影した綺麗な写真よりも「リアル感」が増して、お店に足を運びたくなるでしょう。 上の写真の場合、パスタだけでなく お皿の上のフォーク コップ オリーブオイルの瓶 チーズ ランチョンマット とたくさんの小物を置いています。 料理写真を撮る際は小物を入れて、ユーザーの想像力をかきたてましょう。 料理の写真を撮る前の5つのポイントをおさらいします。 完成形のイメージ 光 背景 構図 小物 まずは完成形のイメージが出発点です。真似できそうな見栄えの良い写真を見つけましょう。 美味しそうな料理写真を撮るときの4つのコツ 美味しそうな料理写真を実際に撮るときの4つのコツは以下です。 ピントをあえてボケさせる 料理との距離は適切に 真上・真横・斜めから撮る 料理に動きを出すそれぞれ詳しく説明します。 ピントをあえてボケさせる メインの料理だけにピントを合わせ、それ以外をボケさせると美味しそうな写真が撮れます。具体的には、メインとレンズの距離を近づけメインにだけピントが合った状態にしてシャッターを押します。メイン1品だけを撮ったり、寄ったりしなくても、メインを際立たせられる方法です。 具体例を1つ紹介します。 上の写真のどこに視線が行ったでしょうか。 フライの衣や断面だと思います。人の視線はピントが合っているところに自然と向きます。 周りに何も置かずにフライの衣や断面だけを撮るのでは美味しそうに見えません。周りにもレモンやサラダを置き、ピントだけメインに合わせることで強調できるのです。 ピントをあえてボケさせて見栄えの良い写真を撮りましょう。 料理との距離は適切に 料理に近すぎず遠すぎない距離感をつかみましょう。 特にスマホで撮影するときは注意が必要です。 スマホは広角レンズが多く、料理に近づいて撮影すると手前だけが横長になり、不自然な歪みを生みます。 料理に寄った写真をスマホで撮る場合には、少し離れてズームをしましょう。ズームをすれば広角レンズ独特の横長の歪みを防いでくれます。 しかし、ズームの欠点としてズームすればするほど画質が粗くなります。なるべく料理に寄って撮影した方がきれいに撮れるので、広角レンズの影響を受けないギリギリの距離で少しだけズームしましょう。 真上・真横・斜めから撮る 料理写真は多くの場合斜めから撮影します。なぜなら、写真に立体感が出やすく、美味しそうに見えるからです。 しかし、真上や真横からもときには効果的です。パフェやケーキなど真横に近い方がユーザーが想像しやすいモノもあります。 例えば上のミルクレープの写真であれば、何層にもなったクレープ生地とクリームの重なりを真横から撮影することで、より美味しそうに見せることができます。また、パンケーキのふっくら感を強調したい場合や大盛りボリューム満点をアピールしたいときなども横から撮るのがおすすめです。 真上から撮るのは、テーブルの全体や料理全体を見せたいときなどです。 俯瞰で撮ると、上の写真のようにご飯と味噌汁も付いている定食だということがアピールできます。味噌汁の中にちくわが入っていることも分かりますし、斜めからの撮影では伝えきれない部分を伝えられます。 料理の写真を撮る際には、立体感が分かりやすい斜めも良いですが、料理によっては真上・真横から撮ってみるというのもありです。 料理に動きを出す 料理に動きを出すことで食欲をそそる写真になります。イメージしやすく言うと、ステーキにソースを掛ける瞬間やステーキを切って断面を見せている瞬間を撮影するということです。手間はかかりますが、臨場感のある写真に仕上がります。 上の例は、ラクレットチーズがかけられる瞬間の写真です。 その場にいないのに美味しそうな匂いがしてきます。ユーザーに料理を食べる場面を想像させるには、静止画の写真に「動き」を出しましょう。 美味しそうな料理写真を撮るときの4つのコツをもう一度まとめます。 ピントをあえてボケさせる 料理との距離は適切に 真上・真横・斜めから撮る 料理に動きを出す 実際にシャッターを押す瞬間に何をするかで出来栄えは変わります。4つのコツをおさえて、インスタ映えする写真を撮影しましょう。 いかがでしたでしょうか。 次回の【後編】 では 撮った料理写真を加工する6つのポイント インスタ映え料理写真の参考例 を解説していきますので、こちらも参考にしてください。
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